月別アーカイブ: 2018年8月

コストコの少品種大量販売

日経新聞によれば、コストコの売り場面積あたりの商品数は日本のコンビニの100分の1だといいます。ローソンの1平方メートルあたりの商品数が約30種類に対して、コストコは0.3種類にすぎません。倉庫のような店舗に大量に商品が陳列されているのをご存じの方もいらっしゃるでしょう。 売れ筋商品を大量に仕入れ、価格を抑えて短期間で売り切るという戦略なのです。資産をいかに効率的に売上高に結びつけることが出来てい … 続きを読む→

通信キャリア3社の今昔

8月6日にソフトバンクグループ(SBG)が2018年4~6月期の連結決算(国際会計基準)を発表しました。営業利益は前年同期比49%増加の7150億円となり、この期間として過去最高を更新しました。 増益分のほとんどが「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」です。ファンドの営業利益は2399億円と国内通信事業がメインのソフトバンク事業のセグメント利益2218億円をうわまわっています。 ソフトバンクは年内に … 続きを読む→

メルカリの赤字決算

フリマアプリのメルカリは、ユニコーン企業(未公開段階で時価総額が1000億円超)として6月19日に東京証券取引所マザーズに上場。初値で6,760億円をつけるなど高評価を受けた日本を代表するメガベンチャーです。 そのメルカリが上場後初めてとなる2018年6月期の連結決算を発表しました。売上高は357億円と前期比+62.0%の増収ながら、営業利益は、マイナス44億円の赤字決算です。前期の営業利益がマイ … 続きを読む→

研究開発費、企業の4割「最高」

日本経済新聞社がまとめた2018年度の「研究開発活動に関する調査」で、主要企業の4割が過去最高の研究開発費を投じることが分かりました。 トップは相変わらずのトヨタ自動車です。トヨタ自動車は、過去最高となる1兆800億円を投じて、自動運転やコネクテッドカー、電動化などを進めています。 トップ3の顔ぶれ(2位ホンダ:7900億円、3位日産自動車:5400憶円)をみると、日本の研究開発投資は、自動車メー … 続きを読む→

「ファイナンス思考(朝倉祐介著)」 

元ミクシィの代表取締役社長兼CEOの朝倉氏の「ファイナンス思考」を読みました。 この本を通して、朝倉氏は「PL脳」に侵された日本企業の経営者、ビジネスパーソンに警鐘を鳴らしています。朝倉氏のいう「PL脳」とは売上や利益といったPL上の指標を、目先で最大化することを目的視する思考態度です。 朝倉氏は「PL脳」から「ファイナンス思考」へと向かうべきと説いています。「PL脳」が売上高や利益で評価するのに … 続きを読む→

カゴメの政策保有株式

前回のブログでは、政策保有株の「便益」と「資本コスト」をどう考えるかについて私見を述べました。 今回は実際の企業はどのような方針を掲げているのか、カゴメの例をご紹介したいと思います。カゴメは、2018年6月に「コーポレート・ガバナンス報告書」を公表しています。この中で政策保有株の経済合理性の検証方法を明示しています。 直近事業年度末における各政策保有株式の金額を基準として、これに対する、発行会社が … 続きを読む→

政策保有株の「便益」と「資本コスト」

前回のブログ「持ち合い解消進まず」で取り上げたことは、次のようなことでした。 ・上場企業による政策保有株の削減スピードが鈍っている ※政策保有株は持ち合い株式ともいう ・政策保有株は、企業にとっては、取引先との関係強化や安定株主づくりにつながる ・一方、株主にとっては、「もの言わぬ株主」が増えることによって経営の規律が緩んだり、資産効率が低下することになるので望ましくない ・金融庁が発表した「投資 … 続きを読む→

持ち合い解消進まず

2018年7月5日の日経新聞によれば、上場企業による政策保有株の削減スピードが鈍っているといいます。政策保有株とは、株式会社が相互に保有している株式のことをいいます。持ち合い株式ともいいます。 この政策保有株ですが、メガバンクは15年度から削減目標を定めて持ち合い解消に動いてきたものの、事業会社間の持ち合い解消は遅れているのです。 株式の持ち合いというのは、戦後、取引先との関係強化や安定株主づくり … 続きを読む→

株主総会のあるべき姿

2018/6/29付日経新聞によれば、上場企業(3月期決算)の31%に相当する約730社が28日、一斉に定時株主総会を開きました。 1990年代は、9割もの上場企業が同じ日に株主総会を開いていました。同じ日に開催することで株主の参加を出来るだけ避けようとしていたわけです。これでは、日本企業は株主を軽視していると言われてもしょうがありません。それが、今では約3割になったのですから、開催日の分散化が進 … 続きを読む→

三菱重工消えた4000億

三菱重工業が開発を進める国産初のジェット旅客機「MRJ」です。ところが、開発の遅れで5回、納入を延期し収益貢献のメドが立っていませんでした。遅かれ早かれ、減損損失を計上し、当期純利益がマイナスになってもおかしくはなかったのです。 減損損失とは、貸借対照表に計上している資産の簿価よりも評価額(その資産から得られるキャッシュフローの現在価値の合計)が小さくなると簿価を引き下げる会計ルールです。その引き … 続きを読む→

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