月別アーカイブ: 2017年2月

三菱ケミカル、経営管理に投資効率ROICを導入

日経新聞(2017年1月25日付)によれば、三菱ケミカルホールディングスが4月からROIC(投下資本利益率)を経営管理の指標に導入するそうです。 ROICは30ほどある事業ユニットごとに算出し、目標値はフィルムなどの機能商品で8%、素材で5%、医薬品などのヘルスケアで5%となっています。 企業は、資金調達コストである加重平均資本コスト(WACC)を上回るROICを稼ぎ出す必要があります。同社は、W … 続きを読む→

誉めて育てるか、叱って育てるか

子供は褒めて育てるのがいいのか、叱って育てるのがいいのか。子供を持つ親ならば、少なからず悩んだ経験があると思います。 感覚としては、どちらが正しいのか分からないかもしれません。ただ、学問的には、ハト、ネズミ、ヒトその他の動物実験から、「失敗を叱るよりも、能力向上を誉める方が効果的である」ということが確かめられています。 心理学者で、2002年のノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン教授が、 … 続きを読む→

増し分で考える(後半)

前回に引き続き、「増し分で考える(後半)」です。今回はクライアント先で実際に起きた事例です。 そのプロジェクトは、企業価値経営を社内で根付かせるというものでした。設備投資判断のルールに関しては、その会社はすでにNPV法をつかっていました。 ところが、社内でその考え方が十分に浸透しているとは言えず、中には誤った理解をしている社員もいるというのが課題認識だったわけです。まず手始めに過去の大型設備投資案 … 続きを読む→

銀行に信用を貯金する(増田社長)

私は、よい融資条件を求めて銀行を渡り歩くことはしません。変わり者と思われるかもしれませんが、私なりの哲学があります。取引先の銀行は、当社の情報をファイルで管理しています。担当者が変わるたびに、そのファイルは引き継がれていきます。 私は会社の決算書が出来上がるたびに、決算書とは別に簡単な営業概況書を作成して、こちらから報告に出向きます。営業状況が良い時も悪い時も、包み隠さずに正直にお知らせするように … 続きを読む→

増し分で考える(前半)

まずは経済学でよく使われる有名な質問に答えていただきましょう。あなただったら、どちらを選ぶでしょうか A)  これからの1年を水なしで過ごす B)  これからの1年をダイヤモンドなしで過ごす 誰もが「ダイヤモンドなしで過ごす」を選ぶでしょう。1年間水なしで生きていくことなど出来ないことは明白だからです。 それでは、賞品としていずれかをもらえるとしたら、どちらを選びますか。 A)  500リットルの … 続きを読む→

決算書は意思決定に使えない

決算書の目的は、企業の利害関係者である株主や金融機関などの債権者に企業の業績を説明するものです。この決算書が企業の意思決定には使えないということを知ったときはショックでした。なぜ、企業の意思決定に使えないかといえば、決算書には数量の概念がないからです。 売上高は要素分解すると、価格×数量になります。ところが、決算書では、売上高という形で表記されているだけです。売上高が減少したといっても、価格が減少 … 続きを読む→

台風とみかん(増田社長)

昔、みかん農家の友人から教えられた話です。みかんの相場のことです。 穏やかな天候の年は、雨が適度に降り、また夏の太陽が元気なので、みかんは太陽光と海からの反射光を十分にもらい素晴らしい品物に仕上がるそうです。 糖度が高く、食味もよい美味しいみかんになります。いわゆる豊作です。このような年は、消費者にとっては非常に有難い年なのですが、みかん農家にとっては、苦悩の年になると言います。 何故ならば、どこ … 続きを読む→

時の真意

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 日本という国が素晴らしいと思うのは、老若男女、信心深い人もそうでない人にも、「初詣」と称して神社仏閣にお参りにいく習慣が残っているということです。また、十二支も、日本人に根付いています。 ただ、十二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」が、単に動物を表していると思っている人は多いのではないでしょうか。かくいう私だってそうでした。その背景にあ … 続きを読む→

日本電産永守重信社長からのファックス42枚

この週末でいっきに読んでしまいました。永守社長の直接指導のもと、日本電産シバウラ、日本電産ネミコンの再建に社長としてかかわった川勝氏の著作。 永守社長から毎日のように届いた数百枚のファックス。その中の42枚を選んだものです。それらのまさに永守語録と言えるものは、経営指導のための、時に叱責、時に激励の内容です。 自分が再建先の社長でこれらのファックスを受け取ったとしたら、何を考え、何が出来、何をする … 続きを読む→

マイナス金利で思うこと(増田社長)

私は経済の専門家ではないので、金利政策についての詳しい説明はできません。ただ2016年1月末のマイナス金利の発表には、仰け反るほど驚きました。 個人的には、リーマンショックよりもすごいことが起きているのかもしれないと感じました。この資本主義の世の中で、金利がマイナスになるなんてことがあってもよいのだろうか?それが率直な感想です。 さて不動産投資への影響を考えてみると、不動産業界の大方の見解では、好 … 続きを読む→

石野 雄一の本

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