名目金利と実質金利(再び)

名目金利とは、日頃私たちが使っている金利のこと。実質金利とは物価の上昇率を加味した実際の金利でした。 実質金利と名目金利の関係式は、 実質金利=名目金利-期待インフレ率 でした。でも、これは簡易版です。 ファイナンスを勉強している我々は、次のような関係式の存在を覚えておきましょう。 1+名目金利 = (1+実質金利)(1+期待インフレ率) 例えば、定期預金金利が1%で期待インフレ率が▲2%の場合、 … 続きを読む→

名目金利と実質金利

名目金利とは、日頃私たちが使っている金利のことをいいます。銀行の定期預金金利が3%だなんていう時は名目金利を指します。見かけの金利と言ってもいいかも知れません。 実質金利とは物価の上昇率を加味した実際の金利です。名目金利から期待インフレ率を差し引いた次の式で概算の値が計算できます。 実質金利=名目金利-期待インフレ率 例えば、今の銀行の定期預金金利が3%の場合、期待インフレ率が3%なら、定期預金の … 続きを読む→

仮説という名の思い込み

前職のコンサルティング会社のクリスマスパーティのことです。余興のひとつとして、奥様の夫に対する不満というテーマでのアンケート発表がありました。 そのアンケートの中に「仮説という名の思い込みが激しい」というのがありました。会場は大爆笑。ある意味、みんな思い当たるふしがあったのだと思います。 コンサルタントの職業病かも知れませんが、自分の仮説が単なる思い込みかも知れないという視点は常に持っていたいもの … 続きを読む→

東芝の事業ポートフォリオ管理

今朝の日経新聞の会社研究(経営者が選んだ注目銘柄③)という記事で東芝が取り上げられていました。東芝は、事業ポートフォリオ管理によって、不採算事業の選別を行っているようです 一般的には、この事業ポートフォリオ管理は、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)と呼ばれています。PPMは、業界の魅力度と業界内の位置づけによって、自社内のさまざまな事業や製品の優先順位や投資配分を決定するという考え … 続きを読む→

変動費の誤解

変動費とは何か?と聞かれて売上高に応じて変動する費用と答えるとしたら、それは間違いです。 売上高は、単価×数量に分解できます。単価がいくら下がっても変動費は下がりません。変動費は比例費。それも数量に比例する費用と考えるのが正しいのです。 つまり、数量比例する費用かどうかが変動費と固定費を分ける基準ということです。

PERの問題点

PERとは、Price Earnings Ratioの略で日本語では、株価収益率と呼ばれています。株価を1株当たりの当期利益で割ることによって計算することができます。 また、分母と分子に発行済み株式を掛けてみると、株式時価総額を当期利益で割ることによっても計算できることがわかります。 PER=株価/一株当たりの当期利益=株式時価総額/当期利益 株式時価総額は、株主価値を市場が評価したものですから、 … 続きを読む→

企業のあるべき現金残高の水準とは

企業が最適とは言えないまでも、妥当な現金残高水準を決定するためにとっている一般的なアプローチは2つあります。 ひとつは、業界のベンチマークや経験則に従うこと。2つめは、格付会社およびアナリストから得られるガイダンスを参考にするというものです。 1番目の業界内の比較可能な企業を対象にベンチマーキングを行うというアプローチは、業界平均水準が現金残高のあるべき水準だということが前提にあります。 また、同 … 続きを読む→

新年のご挨拶

明けまして、おめでとうございます。 昨年は有難うございました。 今年も価値ある情報を提供していきたいと思っております。引続き、皆様のご愛顧よろしくお願い致します。 株式会社オントラック 代表取締役 石野 雄一

抽象化とは何か

抽象化とは何か?抽象化は、具体化の反対だから「わかりにくくすること」なんて考えがちです。 実は、抽象化とは「共通項を探す」ことです。わかりにくいですね。 こんな時は、それこそ具体的に考えてみましょう(笑) たとえば、次のモノに共通する点はなんでしょうか。 はさみ、鉛筆、ホッチキス、ノート、消しゴム これらのモノに共通することは「文房具」です。5つの具体的なモノの共通項を探すと「文房具」になるのです … 続きを読む→

バランスシートの正体

企業分析をする際にバランスシートが大切であることは確かです。 ただ、忘れてはいけないことがあります。それは、次の2点です。 バランスシートの純資産は、資産合計から負債合計を差し引いた「差額」にすぎないこと バランスシートの資産サイドは、その金額で現金化できるとは限らないこと 純資産が資産と負債の「差額」であるという点を認識することはとても大切です。ましてや、今後はますます重要になってくるでしょう。 … 続きを読む→

石野 雄一の本

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